現役パーソナルトレーナーのリアルインタビュー JOT講師菰渕先生

・菰渕先生がパーソナルトレーナーになろうと思ったきっかけを教えてください

元々運動指導者に興味があり、学生時代にアルバイト探しをした時に、地元のスポーツクラブの求人が出ていたので入らせてもらい、そこでトレーナー業界にハマりました。そこでグループレッスンとか個別指導などをしていたなかで、お客様をしっかりサポートできるパーソナルトレーナーになりたいと思ったことがきっかけです。

・菰渕先生が学生時代にやっていたバスケットボールでのケガがきっかけでパーソナルトレーナーを志すきっかけとなりましたか？

もちろんそうですね。自分自身が大学時代に靭帯のケガをし、部活を辞めてバイトを探そうとなった時に地元のスポーツクラブで働くことになったので。ケガをすると何もできなくなってしまうという歯がゆさを経験したので、身体についてサポートできる職業に就きたいと思ったのが率直な感覚でした。

・菰渕先生のパーソナルトレーナーとしての1日のスケジュールはどんな感じですか？

パーソナルトレーナーは予約制なので、日によっても全然1日の流れが違いますが、大体朝7時前後に起床します。そしていつも初回のお客様とのセッションが始まる30分前には現場にいるようにしています。現在はスポーツクラブの業務委託とお客様のご自宅に直接行かせてもらう出張型の二種類を軸にトレーナー活動していますので、遅刻しないように心がけてお客様の対応をしています。

・菰渕先生のパーソナルトレーナーのやりがいについて教えてください。

個人的に僕が感じることは結局お客様の笑顔なんですよね。お客様は何かしら悩みがあったり目標があって、パーソナルトレーナーの予約を取って下さり、パーソナルトレーナーはその願望を現実にするためのサポートをさせてもらう仕事ですので、目標を達成したり、ある種目が最初できなかったけど、だんだんと出来るようになったとか、ダンベルの重りが上がるようになったとかそういう身近なところで単純にお客様に笑ってもらえるというのが僕は一番ほっとする瞬間です。その笑顔がマンツーマンで身近に感じることができるので、それがパーソナルトレーナーのやりがいだと思います。

・菰渕先生が当時NSCA−CPTの勉強方法について教えてください。

やっぱりNSCA−CPTのテキストが主軸になるので、それをしっかりと読み込んでいました。試験を受ける1ヶ月前からはとりあえずテキストを読み直していました。またNSCA−CPTにはいろんなジャンルがあるので、各ジャンルのキーワードとか基本事項をしっかり抑えるようにしていました。それと実技的な部分では形から入り、分からない種目であれば自分で実践してみて基礎を理解しようと心がけました。ですのでテキストと実技の二本柱で勉強しました。

・菰渕先生が思うパーソナルトレーナーに向いている人、向いていない人について教えてください。　

パーソナルトレーナーはサービス業なので、人と接することが苦じゃなければ誰でもできると思います。パーソナルトレーナーは一対一でサポートさせてもらう仕事なのでそのお客様とのやり取りが苦手だと思ってしまう人は僕の感覚ですけど長続きはしないと思います。パーソナルトレーナーの本質はサービス業であり、お客さんを個別で対応させてもらう仕事なのでそこに辛さがあれば、それが大きなブレーキになるリスクがあると感じています。

・菰渕先生がパーソナルトレーナーとして意識していること、気をつけていることは何ですか？

一番はお客様の笑顔を引き出すことなので、お客様をいかに笑わせるかということを毎回セッションで考えています。なので目標を達成したときの笑顔はもちろんですけど、苦笑いでもいいので親父ギャグを入れ、トレーニング自体は辛いものなので、少しでも笑顔になる時間を設けるというところを念頭において活動しています。

・菰渕先生がパーソナルトレーナーで独立・フリーランスになった経緯を教えてください。

学生時代に地元のスポーツクラブで2年半近くでアルバイトしていて、当時の上司にそのときアルバイトでしていた個別指導の方がしっくりきたので、そっちの方向に行きたいと相談させてもらった時に、その上司が僕を社員に入れてくれてその方から「とりあえず3年社員やってから、3年やったら必ず辞めなさい」という期限をつけてくれて、覚悟を持って3年でちゃんといろんな経験をして勉強も同時にやり、3年後に会社を辞めてフリーランスになりました。僕は3年でやめなさいと言ってくれた上司のお言葉に非常に影響を受けました。

・菰渕先生がパーソナルトレーナーとしてこれからどんな価値を提供していきたいですか？

簡単に言うと「元気じゃなかったらつらいよね」というところになるので、やっぱり体は動かさないとなまったり不調も出てしまうので、運動ももちろん一つの方法に過ぎないかもしれませんけども大きな部分を担うのことも事実なので、お客様の理想とか目標をパーソナルトレーニングを通じてサポートしていくことが僕のミッションです。お客様の人生の QOL（クオリティ・オブ・ライフ）を上げたいです。

・菰渕先生の現在の月収はどんな感じでしょうか？

自分の社員時代と比べるとだいたい平均でいうと1.5倍は増えました。ただし安定はもちろんないので、月によっては収入が前月よりも1/2っていう時もたまにあります。しかしながら活動したことがそのまま反映されるので、社員時代と比べると月収が1.5倍に増えました。

・菰渕先生が思うにパーソナルトレーナーはモテますか？

トレーニングの原則にもあるのですが、個別性の原則です。人それぞれです。

・JOTスポーツトレーナー学院への入学を検討している方へメッセージをお願いします。

近い距離でお客様をサポートできる仕事なので、お客様をサポートすることに面白さを覚える方は絶対に現場で輝くと思います。ちょっとでも興味があれば絶対に面白い業種だと思いますので、JOTスポーツトレーナー学院の門を叩いて大きく進んでいただければと思います。