今日は黒田先生によるパフォーマンストレーニング第7回でした。
今日の授業は「プライオメトリクス」という内容でした。
プライオメトリクスとは何かと言いますと、
・最大筋力とスピードを結びつけることを目的としたドリル
・SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)を用いたあらゆる動作
のことです。
パワーを発揮する時にゆっくりとした動作ではなく、素早く動作をするときにはその動作の反対方向の動き、すなわち「タメ」が発生します。それを動作として分析しましょう、ということです。よりパワーを発揮するための予備動作を正しく学ぶことが、効率のよい運動と怪我の予防に役立ちます。
わかりやすく言うと、垂直跳びです。
垂直跳びをする前に、ゆっくりしゃがんで膝を曲げた状態にしてから跳び上がる人は少ないと思います。
しっかり手を振って、素早くしゃがみ、反動を使って高く飛ぼうとします。
そのような一連の動作の「飛ぶ前の動きの種類」をいくつかの種類に分けて動作を考えます。
生徒さん達もさまざまな予備動作と垂直跳びのパターンを学び、汗を流しました。
垂直跳びの前にはスクワットのしゃがむ動作が入るので、運動強度としては比較的高いものになります。
まだ5月なのに暑いので、水分補給はしっかりと行いました。
より効率良くパフォーマンスを上げるトレーニングについて考え続けることはパーソナルトレーナーとしてのライフワークのようなものです。しかしそこにさまざまな種類の基準があれば発展的に考えを伸ばしていくことは難しくありません。
自分の中のトレーニングの軸を作りたい方は、ぜひJOTスポーツトレーナー学院へお越しください。