JOTスポーツトレーナー学院は、先日卒業式を迎えました。
1年の平日アドバンスコースと半年の日曜ベーシックコースの両コースに卒業生がいますが、式は合同で行います。
半年の日曜ベーシックコースが設置されたのは去年からですが、去年の1年の平日アドバンスコースの卒業生の私も「日曜コースは密度が濃いな」と感じていました。1日6時間の授業をほぼ毎週…大変です。
しかしその分得られる知識や体験は大きなもので、人生の中でもターニングポイントになる瞬間だろうと思います。
1年で卒業される生徒さんは時間と共に良く知る仲になっていきますが、半年というのはあっという間に感じます。もうこの生徒さん達が学校に毎週来ることはないんだ…と感慨深くなります。
先生方が私の卒業の時も、そして今回の卒業式でも言っていたことがあります。
「ここからがスタートなんだよ」
そう、学校は卒業ですが、パーソナルトレーナーとしての人生の始まりはここからです。そしてこれから働くのをやめる時まで勉強は続きます。
「パーソナルトレーナーは人を治すこともできるけど、それよりも人を簡単に壊せるんです。だから怖いんです。」
神経学の寺澤先生の言葉ですが、これもまた真理です。中途半端な知識や経験で判断すると、目の前のクライアントの体調を一瞬で崩してしまうことだってあります。
せっかく健康になりたいと自分の元に訪れてくれたお客様を幸せにするのがパーソナルトレーナーとしての職業としての本懐です。
もちろんビジネス面でのことやSNSを使った宣伝、自分の肉体のトレーニングも大切ですが、それよりもやはりクライアント第一で仕事をしてほしい。そんなパーソナルトレーナーがもっと増えて、日本に幸せな運動習慣を持つ人が増えてほしい。それがJOTスポーツトレーナー学院の願いです。
卒業生の方々が1人でも多く、そんな素晴らしいパーソナルトレーナーとして輝ける日が来ることを、JOTスポーツトレーナー学院は願っています。
