毎週木曜日はアドバンスの日で、プロパーソナルトレーナーコースでは黒田先生のファンクショナルトレーニングの授業が、スポーツ整体師・セラピストコースでは兵頭先生の臨床実技が行われます🏋️
(アドバンスは1年コースの後半の半年の授業のことです)
臨床実技では初めての方にマッサージをするという設定で、年齢や症例などを色々変えて想定できる施術をイメージしながら実技を行なっていく練習をしています😸
JOTスポーツトレーナー学院のInstagramの動画は黒田先生の授業ですが、ワンレッグ、片脚でのスクワットを学んでいるところです☝🏻
動画での説明にもある通り、このスクワット動作の前にはワンレッグのルーマニアンデッドリフトを学んでいましたが、デッドリフトとスクワットの違いを明確に説明できるでしょうか?😼
デッドリフトとスクワットの違いなんて基礎中の基礎では?と思われるかもしれませんが、自己流でトレーニングしていたり勉強不足のトレーナーが行うデッドリフトとスクワットは、機能解剖学的に見ると実はほぼ一緒のことをやっているだけだったりします😹
デッドリフトはルーマニアンデッドリフトを推奨していますが、それは膝の屈曲伸展の動作を極力無くすことで、股関節を軸とした矢状面の回転運動にしたいからです🦵🏻
そしてスクワットでは股関節と膝と足関節の屈曲伸展を重視し、身体を垂直方向の上下に動かす運動にしたいのです🦶🏻
この違いを理解していても、動画の生徒さんのように垂直方向を意識しすぎて股関節の屈曲がなく膝関節と足関節だけのシシースクワットのようなスクワットになってしまっている人も多く見受けられます🙀
片脚で行うのには、元の両足で行うスクワットからさらに難易度を上げるという意味だけでなく、片脚で行う際に足関節や膝関節や股関節のそれぞれの角度、向きなどに注目して正しい運動ができているかチェックし、左右差を見つけて正しい運動を処方するため、という意味もあります😼
機能改善のためのトレーニングでは、動作の中での機能不全を発見し、正しい動きに変えていくというプログラムを組む必要がありますが、BIG3の基本的な動きでも教科書通りの動きを正しくできている人って実はそんなに多くないのです😿
そのため、その間違った動作に慣れてしまった身体の箇所を発見するためのアプローチを学ぶ必要があり、そのためにはベーシックで学ぶ機能解剖学やトレーニング基礎でのトレーニングの正しい動作が一通り頭に入っていなくてはなりません🙌🏻
トレーナーとして一歩進んだトレーニングを提供するために、アドバンスの授業もぜひ受講してほしいです✨