コアトレーニング第7回

今日は菰渕先生によるコアトレーニングの第7回の授業でした。

写真は何をしているところかおわかりでしょうか。

これは、菰渕先生が黒いボールを投げて生徒さんがキャッチしようとしているところです。
そして、この黒いボールはバスケットボールより少し小さい大きさですが、重さはなんと5kgもあります。
メディシンボールという重量のあるボールで、よくトレーニングに使われます。
表面が硬いものが一般的ですが、こちらのメディシンボールは表面が柔らかく掴みやすくなっています。

重いボールを受け止めるとき、人はそのままキャッチすると手首、肘、肩だけでは衝撃を受け止められず、
体幹と膝、足首を使ってボールを受け止めなければいけません。
この写真ではボールをキャッチする役の生徒さんは膝をついてしゃがんでいますから、必然的に下半身は使えないので肩から下は体幹部分だけで衝撃を吸収しなければなりません。
ボールを投げてもらってキャッチするだけでも立派な体幹トレーニングになるのです。

この姿勢の他にも、向かい合ってボールを投げ合う、横を向いた状態から体をひねってパスをもらう、しっかり身体でタメを作って受け止めてから投げ返す、など色んなボールを使うトレーニングを行いました。

その後、腕立て伏せの準備の姿勢から片腕だけを上げたり、その後に上半身の回旋を入れたり、コアトレーニングの集大成の内容でした。生徒さんたちもしっかりと体幹が鍛えられて良い汗を流しました。

コアトレーニングは器具を使わず広い場所も要らずにできるキツい上にパフォーマンス向上にもってこいのトレーニングです。
実はこの授業の前に、JOTスポーツトレーナー学院の先生達でとある高校のラグビー部に指導に行っていました。
その高校は生徒数が増えすぎて、トレーニングルームも満足に使えないので体育館で自重トレーニングがメインになっていたそうです。
とあるご縁で”自重だけでも効かせられてパフォーマンスが向上する”トレーニングをたくさん指導させていただきました。
またそのときの様子も後日お知らせいたしますが、このようにマシントレーニングができなくてもしっかりとトレーニングを指導できる引き出しがパーソナルトレーナーには必要です。

マシントレーニングだけじゃない、いろいろな環境に対応できるトレーナーを目指す方はぜひ、JOTスポーツトレーナー学院へ入学を!

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