今日は高津校長によるNESTA対策講座の第9回でした。
NESTA対策講座は全10回ですので、残すところあと2回となりました。
4月に入学した生徒さんたちは、毎回の授業の前に”機能解剖学”の小テストを受けます。
“機能解剖学”とは筋肉や骨・関節の動きや役割を学ぶもので、通常の解剖学とはまた少し意味が異なります。
その”機能解剖学”はオンラインのビデオとスライドによる自習で学ぶため、確認として小テストを実施しています。
もちろん成績が良くないとやり直しにもなりますし、1周終わった後もまた続けて2周目を受ける生徒さんもおられます。
その小テストで”機能解剖学”も学びつつ、NESTA対策講座とトレーニング基礎の授業を受けて最初の3ヶ月が終わります。
今回はNESTAテキストのChapter11の安全管理、ケガの予防と救急措置について学びました。
パーソナルトレーナーとして、パーソナルトレーニング中に事故やケガが起こることは前提としてありうると考えておかなければなりません。
もちろん事故やケガのないことが1番ですが、車の運転と同じで、思いもよらない原因で事故やケガの起こることもあります。実際に起こってから「想定していなかった」では済まされません。
そして、事故やケガの起こる原因を知っておくこと、それを予防する方法について学ぶことも非常に大切です。
「資格なんて」と言うトレーナーにはこの視点も大きく欠けている部分かもしれません。
トレーニングの種目や自分の筋肉が大きいことだけがパーソナルトレーナーの資質ではありません。
自分とクライアントの取り巻く環境と年齢や運動種目による事故やケガの起こる種類やパターン、安全管理危機管理とその時の対処法などをしっかりと知っていなければ、マンツーマンで行うトレーニングで万が一のことが起こった場合、クライアントも自分も守れないのです。
JOTスポーツトレーナー学院ではAED(自動体外式除細動器)の使い方も別の講習で行い、消防署からの認定証も発行してもらいます。NESTA認定校の理由はそういった細かな配慮にもあります。
しっかりと資格の勉強でパーソナルトレーニングについて学び、安全管理や万が一の時に対応できるトレーナーになりたい方は、ぜひJOTスポーツトレーナー学院までお越しください。