今日はJOTスポーツトレーナー学院では高津校長による身体調整の第1回目の授業が、そして提携している神経コンディショニングジムAirz(大阪環状線福島駅前)では寺澤先生によるロールプレイングの第1回の授業が行われました。
ベーシックの身体調整の授業では、まずは肩甲骨を見つけるところからスタート。
まだ4月に入学して3ヶ月の生徒さんたちはなかなか肩甲骨の各部位を見つけられません。
骨自体はなんとなくわかるのですが、肩甲棘や肩峰、内側縁や外側縁、さらには肩鎖関節など、しっかりと部位を特定できなければなりません。
男女でも年齢でもスポーツ歴でも、人の身体の筋肉のつき方は様々に変化します。
まずはこのメンバーの身体の特質をつかみ、すぐに思った部位に手が持って行けるようにする。
そこから可動域を把握して、関節モビリゼーションを行なっていきます。
慣れない手つきでしたが、初めてにしては上手いな、という生徒さんもおり、なかなかの盛り上がりを見せていました。
実際に施術を受けるとわかりますが、ものすごく身体の関節の動きが良くなります。
この技術を応用した格安マッサージ店を近々オープン予定なので、身体に不調のある方はぜひチェックしながらお待ちください。
そして福島駅前徒歩1分の場所にある神経コンディショニングジムAirzでは、去年の10月に入学したアドバンスの生徒さんたちのロールプレイングの授業でした。
数々のアスリートが訪れて新規予約が取れないくらいの人気講師の寺澤先生が、初めて担当するJOTの講座。
まずはトレーナーとしての目標を生徒さん達それぞれに聞きました。
ここで感動したのが、全員の目標がコンディショニングと治療を交えたトレーニング指導だったことです。
運動指導、トレーニング指導を中心に、コンディションを整えて健康な体にすることを目的にトレーナーになる。
トレーナーイコールボディメイク、の時代は終わったのだな、と感じました。
そこから、1番危険な運動は有酸素運動か?無酸素運動か?についてディスカッションしました。
この斬新な切り口の授業が今後どんな展開を見せるのか楽しみです。
そして、授業の最後にはそれぞれの懸垂のフォームをチェック。
寺澤先生が各メンバーの動きを見て、すぐに「今日トレーニングしましたか?」とか「肩痛いですよね?」と見抜いてしまい、みな驚いていました。
しかし、寺澤先生は「みんなこれくらいすぐに見抜かないといけない。それがトレーナーの仕事だから」と言います。たしかにそうです。
お客さんは信頼できるトレーナーを求めています。高価な価格でもマンツーマンのトレーニング指導を受ける理由は、より健康な身体になりたいからです。
それなのに、痛めていたり疲れている部分を見抜けないのはトレーナーとして甘いと言わざるを得ません。
そして正しい懸垂のフォームについても宿題が出されて、白熱した授業は終わりました。
このように、JOTスポーツトレーナー学院では古いイメージのボディメイク向きの授業はほとんどないです。
代わりに、お客様の身体の健康を増進させ、パフォーマンスを上げることを目的としたコンディショニングの授業が多いです。
これからの新しい時代のニーズに合ったトレーナーになりたい方は、ぜひJOTスポーツトレーナー学院で学んでください。