「日本ではなく海外でスポーツトレーナーとして活動したいけどどうしたらいいのかわからない」「スポーツ留学って必要なの?」といった疑問が出てきますよね。スポーツレーナーの活躍と聞くとどうしても日本ではなく、海外での活躍を想像してしまいますよね。そこで本記事では、スポーツトレーナーが海外で活躍する方法やスポーツ留学の必要性について詳しく解説していきます!
これから海外でスポーツトレーナーとして活躍したいと考えている方の参考になれば嬉しいです。
トレーナーになるブログ目次
スポーツトレーナーとして海外で働くには?
スポーツトレーナーとして海外で働くには以下の3つの方法があります。
1.NATA認定資格を取得
2.NESTA-PFTを取得
3.NSCA-CPTを取得
それでは、NATA認定資格から解説していきます。
海外でスポーツトレーナーになる方法①NATA認定資格を取得
海外でスポーツトレーナーになる方法として、NATA認定資格を取得することが挙げられます。しかし、「NATA認定資格って何?」といった疑問が出てきますよね。
まずは、NATA認定資格について詳しく解説していきます。
NATAとは?
そもそもNATAとは、National Athletic Trainer’s Association(全米アスレティック・トレーナーズ協会)の略称のことです。このNATAを取得したトレーナーのことをATCと呼ばれます。ATCとは、Certified Athletic Trainerの略称とされており、ATCになることでアメリカでプロスポーツ界でトレーナーとして活動することが可能になるんです。日本では推奨されている資格は存在していますが、スポーツトレーナー専用の国家資格は存在していません。しかしアメリカではNATAは国家資格とされており、NATAを取得していなければスポーツトレーナーとして活動することができないため、必須の資格となっています。
そのため、アメリカでは95%のスポーツトレーナーが取得しており、NATAの取得からスポーツトレーナーとしての活動が始まるとまで言われているんです。
NATA(英語サイト):https://www.nata.org/
NATA資格を取得するには?(取得条件)
NATA資格を取得するためには以下の3つをみたす必要があります。
1.アメリカの大学に留学が必要
2.大学卒業までにはインターンシップが必須
3.3つの認定試験に合格する必要がある
以上です。
これだけを見るとかなり難しいですよね。
まずはアメリカの専門大学に入学する必要がありますが、英語がしっかりと身についていないと入学することすらできません。しかも、在学中にインターンシップを行う必要があるため、英語でコミュニケーションが取れるようにならないとダメなんです。最後の認定試験については、2ヶ月ごとに行われており、何度でも受験することが可能です。
しかし、1年以内に3試験に合格しなければ、また1からやり直しになってしまうため、しっかりと勉強した上で挑む必要があります。
NATA資格取得後の就職先
NATA資格取得後の就職先は主にアメリカで「アスレティックトレーナー」として就職するのが一般的とされています。アスレティックトレーナーはプロのスポーツチームと個別に専属契約を行うことで、働き続けることが可能です。必ずしもアメリカで働く必要はありません。日本国内に戻っても、資格を所得している事実は変わらないため、一般的なスポーツジムやフィットネスクラブで勤務することも可能です。
しかも、NATAを取得していれば、海外で活躍しているスポーツチームと日本国内で専属契約を行うこともできるので、かなりスポーツトレーナーとして活動の幅が広がるとされています。
アメリカのスポーツトレーナーはNATA-ATCが必要
上記でも解説している通り、アメリカでスポーツトレーナーとして活動するためにはNATA-ATCが必須です。日本国内で発行されている資格をいくら取得していても、アメリカで活動を考えているのであればNATA-ATCを取得する必要があります。
しかし、一度NATA-ATCを取得しているので、日本国内でもかなり優遇されるため、アメリカで活動しないとしても、取得はかなり有効と言えるでしょう。
海外でスポーツトレーナーになる方法②NESTA-PFTを取得
NATAにつづきNESTA-PFTについて詳しく解説していきます。
NESTA-PFTも海外でスポーツトレーナーで活動していく上で重要な資格となっていますので、ぜひ確認してみてください。
それでは、解説していきます。
関連記事:未経験からスポーツトレーナーになるために必要なこと!プロに直接取材します!
関連記事:【プロに直接取材】パーソナルトレーナーに気になる年収は?年収UPのコツも解説!
NESTAとは?
NESTA-PFTは国内だけではなく、全世界的に有名なフィットネスに関する資格となっています。スポーツトレーナーだけではなく、フィットネストレーナーとして活動を考えている方にはかなりアドバンテージとなる資格ですので、取得についてはかなりおすすめです。
NESTA公式サイト:https://www.nesta-gfj.com/
NESTA-PFT資格を取得するには?
NESTA-PFT資格を取得するためには以下の4つを満たしている必要があります。
2.NESTA JAPANが公式サイトで販売しているテキストの購入
3.日本国籍・外国籍の場合は本での就労可能な在留資格を所持しているか
4.業界未経験の場合は、NESTA JAPAN開催の養成講座を受講しているか※経験済みの場合不要
※の経験済みとしては、1年以上ジムインストラクター・パーソナルトレーナー・スポーツトレーナーとして経験している場合は受講は不要です。満18歳以上・高等学校を卒業している方であれば、誰でも受講することが可能となっており、公式サイトでテキスト購入もすぐ可能となっています。
関連記事:パーソナルトレーナー資格「NESTA PFT」を徹底解説!取得方法や費用は?
NESTA-PFT資格取得後の就職先
NESTA-PFTを取得後の就職先としては、日本国内のスポーツトレーナーやプロスポーツチームと専属契約などが挙げられます。しかも、世界的にも認知されている資格のため、就職せずにフリーランスで活動したり、個人でスポーツジムを開業することも可能です。
安定した技術・知識は求められる場面が多いため、スポーツチームだけではなく、フィットネスクラブとの個人契約を行うことも可能になっていきます。
NESTA-PFTは取得難易度が容易で役に立つ
NESTA-PFTは、スポーツトレーナー専門の資格の中でも取得難易度が用意です。
資格を取得するためには以下の3つの中から選ぶことも可能となっています。
1.ダイレクトコース
2.ゼミコース
3.WEBコース
それぞれしっかり勉強を続けていれば半年〜1年から取得が可能となっており、上記でも紹介している通り、かなりフィットネス業界で役に立つことであることは間違いありません。スポーツトレーナーとして活動するのであれば、かなりおすすめの資格となっています。
他の方法として、JOTスポーツトレーナー学院のオンライン講座を受講してから自分でダイレクトコースに申し込みをして試験を受ける、というやり方もあります。JOTの生徒さん達もオンライン講座だけで学んで受験している人もいたくさんます。その場合も、2020年度卒業生以降NESTA取得率100%の実績があります。JOTで実際に行なっているNESTA対策講座を見やすい形で動画にしていますので、わかりやすいと評判です。資格を取得するだけが目的なら、こちらが一番リーズナブルだと言えるでしょう。
海外でスポーツトレーナーになる方法③NSCA-CPTを取得
海外でスポーツトレーナーになるためには、NSCA-CPTの取得もおすすめです。この資格に関しても、世界的によく認知されている資格のため、海外でスポーツトレーナーとして活動を考えている方は必ず確認しておきましょう。
それでは、解説していきます。
NSCA-CPTとは?
NSCAとは、National Strength & Conditioning Association(全米エクササイズ&コンディショニング協会)の略称です。資格発行の拠点はアメリカとなっており、CPTについては、Certified Personal Trainer(認定パーソナルトレーナー)とされています。
国家資格として認められている資格ではありませんが、民間資格の中ではかなり専門性の高い知識を取得することができるため、NATA-ATCを取得している方でも受験するほど人気な資格なんです。
NSCA公式サイト:https://www.nsca-japan.or.jp/
NSCA-CPT資格を取得するには?
NSCA-CPTを取得するために以下の条件を満たしておく必要があります。
2.満18歳以上・最終学歴が高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)
3.有効なCPR/AEDの認定者
4.NSCA-CPT認定試験に合格
3のCPR/AEDとは、CPR(心肺蘇生法、Cardio Pulmonary Resuscitation)とAED(自動体外除細動器、Automatic External Defibrillator)のことを指してます。講習会に参加するだけで、認定書を取得することができるので、NSCA-CPTの取得を目指していない方でもスポーツトレーナーの方であれば取得しておくことをおすすめします。
また、NSCA-CPT認定試験3時間のマークシート型の試験となっており、ノンスコアード問題も用意されているのである程度柔軟な考えを持って試験に観必要があるんです。
NSCA-CPT資格取得後の就職先
アメリカのスポーツトレーナーについて(海外)
現役でスポーツトレーナーとして活動している方も参考にしていただけると嬉しいです。
アメリカではアスレティックトレーナーと呼ばれる
アメリカでスポーツトレーナーはどんな役割か?
アメリカでのスポーツトレーナーの役割は以下の通りです。
-
スポーツの際に起こったケガや故障の予防
ケガや故障が起きた際の応急措置
チームでの治療行為や対象選手のサポート
リハビリの指導
スポーツ選手・関連業界の人間に対する教育やカウンセリング
スポーツ選手が利用する部屋の管理と運営
上記の通り、アメリカのスポーツ現場では必要不可欠の存在となっているが現状です。
アメリカでスポーツトレーナーになるには?
アメリカでスポーツトレーナーになるためには、上記でも紹介している通り、NATA-ATCの資格取得が必須です。
資格を取得していなければ、アメリカで行われている公式の大会や活動に参加することは全くできないので注意が必要です。
また、世界的に認知されている資格でも、NATA-ATCを取得していなければ活動に携わることができないので必ず知っておきましょう。
海外スポーツトレーナーになるために資格は必要?
それ以外の国で活動を考えているのであれば、特に資格は必要ありません。しかし、今回紹介している3つの資格は全世界的に通用する資格となっているため、可能であれば取得しておいたほうがいいでしょう。また、資格を所有しているだけで、知識と技術は担保されているので、これからスポーツトレーナーとして海外で活動していきたいと考えているのであれば、言葉が通じない海外ではかなりのメリットと言えます。
海外スポーツトレーナーになるためにスポーツ留学は必要か?
まとめ|スポーツトレーナーとして海外で活躍するには?スポーツ留学は必要か?
日本国内以上に、スポーツトレーナーの地位が確立している海外で働いてみたいと考えたことがある方は多いのではないでしょうか。しかし、日本国内でも今後スポーツトレーナーの需要が高まっているので、絶対に海外にいく必要がありません。自分自身の活動方針に合わせて選択していくことが重要です。
パーソナルトレーナーになるために重要な実績や専門性を付けるには?
パーソナルトレーナーになるためには、専門性だけでなくトレーナーとしての指導経験や実績が必要です。パーソナルトレーナーの年収や給料は実務経験や専門性、資格取得の有無など「実績」が要求される職業です。
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1.NESTA認定校
NESTAJAPAN関西エリアマネージャー高津が当学院の校長であるため、資格取得までの最短のルートで学べます。NESTA取得率100%の実績(2020年度卒業生以降)で、もし1回で合格できなくても再受験料無料で何度でも受験できます。理解できない箇所があってもマンツーマンで徹底サポート。就職時や独立開業する場合にも大きく役立ちます。
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NESTA JAPANエリアマネージャー高津校長をはじめ、第一線で活躍するパーソナルトレーナーから直接指導を受けることができます。現役で月80〜100セッションをこなす人気パーソナルトレーナーに実際にふれあい、授業後に気軽に質問したり、卒業してからも相談したりできる人間関係を作ることで、あなたも人気パーソナルトレーナーになることができるでしょう。
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